努 力

初めて生まれた、チャレンジ精神

先輩シェフの仕事ぶりを目にし、自分もシェフになりたいと思いはじめた頃、在学していた調理師学校で全校生徒参加の「料理コンクール」が一ヶ月後に開かれるという話を耳にしました。

今まで勉強ができたわけでもなく、スポーツが誰よりもできたわけでもありません。そんな私が先輩シェフの仕事ぶりを見たことで、生まれて初めて何かに挑戦したい気持ちが出てきたのです。そこからはコンクールに向けて努力の日々です。
先輩シェフに相談したり、料理の本を買いに行ったり。コンクール前日まで徹夜をし、下ごしらえや仕込みもしました。本気で取り組むほど、料理の世界の凄さを再認識させられ、シェフになりたい気持ちは高まるばかりです。

得意なことを極める

忙しいながらも充実した時間、日々を過ごして迎えたコンクールの結果は、
「洋食部門第1位」
人生で初めて自分の力で1等賞を獲ることが出来た瞬間でした。

その時、分かったことがあります。
人には得意・不得意があり、不得意なことをいくらやっても1等賞にはなれない。しかし得意なことを一生懸命、本気で取り組めば1等賞になれるということです。
コンクールで1位を獲った瞬間は、私の人生への考え方が180度変わった瞬間でもありました。

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